久しぶりにレトロな銭湯を訪問した。
豊中温泉以来だろうか。
最近はついついサウナを求めるので、なかなかレトロな温泉に行く時間を取れなくて…
とか言ってはいられない。
レトロ銭湯は廃業と常に隣り合わせ。「行こうと思ったが吉日、行き時」なのだ。
それを逃すともう行けない。
今日訪れたのは、神戸の中でも銭湯激戦区の兵庫~長田にまたがるエリア。
浜添湯である。
トラディショナル銭湯の「あるある」で、交通の便はあまりよくない。
地下鉄海岸線の「苅藻」駅が一番近いんじゃなかろうか。
ちなみに駅を出ても何もない。一瞬、方向も分からなくなる。
そんな中、三ツ星ベルトの方角に、ひたすら住宅街を突き進む。
2号線にぶち当たるか、というところまで住宅街を北上すると、浜添湯が現れる。
この外観どおりのトラディショナルな内装だった。
三和土と傘立て…も、他のお店ではほぼ見かけない。
浴槽は深いものと浅いもの、そして奥にはジェット+泡のぬるめの浴槽。
極めてシンプルな作り。
水鉢の水はちょっとぬるかった。ちなみに水鉢は女湯と男湯をまたがるように作られている。
そういえば水風呂は無いので、交代浴派には不向きかもしれない。
御影石のきれいにはまった造りは、もう新しい銭湯には無いので、長く持ってほしい。
浜添湯
神戸市長田区浜添通1丁目1−14
営業時間 15:00-22:00
定休日 月曜日・金曜日
アクセス 神戸市営地下鉄海岸線「苅藻」駅から歩いて10分くらい
JRの「新長田」駅までも歩いて15分ちょっと
サウナ 無かったかと
水風呂 無し