サバ×サバな日々

メンタル不全により仕事からの敗走。休職というサバティカル、そしてサバイバルに向けて模索する日々のよしなしごと。

サバイバル日記378日目(復活祭の日)

ハッピーイースター、である。

今日はクリスチャンの方々にとっては盛大なお祝いの日。

 

日本人的八百万神信仰においては、「クリスマス」は盛大なイベントとして定着しているけれど、イースターは影が薄い…

まあ、「誕生日」は分かりやすいイベントだ。誰だって、自分の、あるいは周囲の人の誕生日を祝うから。

それに引き換え、「イースター」。キリストの復活。そもそも「フッカツ」って何それ?ですよな。特に信じない人からすれば。死んだ人が蘇る、なんて、オカルト的、ホラーの世界かもしれない。

まあ、私は「復活なんて嘘だ!オカルトだ!」とは考えない。まあ、昔々のことだから、「そういうこともあったのだろう」と、復活は「あった」と捉えておく。(真摯なクリスチャンの人が見たら聞いたら怒るかもしれないけれど、上述の通り、まず「復活なんてありえねー」と思う人だっていますからね…)

で、「何故」イエスが蘇ったのか…そこは、もう教義の世界なので、その教えを信じる信じないの世界になってくるかもしれない。

ただ、日本にいれば、四季があって(最近は温暖化のせいでかなりめちゃくちゃになりつつあるけれど)、毎日「ちょっとずつ」変化する。それに、夏冬の日の長さがそんなに変わらない。(ヨーロッパ、それも極北に近いところに行けば、この凄さに驚くことになる)

翻ってヨーロッパでは、冬は長くて暗い。本当に暗い時間が多い。例えばオランダ、アムステルダムなんかにクリスマスに行くと、朝の10時位にならないと明るくならない。朝8時でも真っ暗だ。そして夕方4時にはまた夜の世界に戻る。北極圏に入ってしまうアイスランドでは、冬の間は太陽が上がる「昼」の時間は僅か3時間だ。

そこから春に向けて、毎日ぐんぐん日照時間が長くなる。これは、冬至、一番夜が長い時間を経験して、その後2月や3月を同じ地で過ごすととてもよく実感できる。そして、雪が少なくなって、緑が芽吹いて、花が咲いてきたり。

つまり、イースターって、欧州においては、まさに「目覚め」や「(人間生活の)復活」と重なるのだ。

かくいう私も、1年前の2月、3月は社会と隔絶された状態にあって、4月、ようやく社会復帰することになった。役に立つかどうかは分からないが、「行くところのあるありがたみ」とじわじわ感じながら社会復帰したことを覚えている。

 

sabasabadays.hatenablog.jp

 

今だって決して絶好調100%ではないのだ。そして人間、いつ何が起こるか分からない。

1年に一度やってくる、復活祭を、自分なりにいろんな思いを持ちつつ過ごす、それを忘れないようにしたい。

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イースターとウサギ。足どりも軽く…⁉︎