サバ×サバな日々

メンタル不全により仕事からの敗走。休職というサバティカル、そしてサバイバルに向けて模索する日々のよしなしごと。

サバイバル日記712日目(イカナゴ不漁につき)

大阪から播州にかけての沿岸での春先の名物に「イカナゴ」というのがある。新子というのが正しいのだろうか。

そして、それをザラメと山椒加えて炊いた佃煮「いかなごの釘煮」が、阪神間から播州にかけての春の味覚だ。

kugini.jp

この季節になると、スーパーの鮮魚売り場にはイカナゴとセット買いしてもらうべく、ザラメにみりん、でかい鍋が積まれている。

あと、忘れちゃいけないのが薄め大きめのタッパー。「いかなごタッパー」なる商品名まで付いている。

更に凄いのは、郵便局やネコのマークの宅配便営業所に「いかなご送れます」的な幟が立つ。先ほど紹介したいかなごタッパーはジャストA4サイズ、それ故レターパックでも送れてしまう。なんという営業センス。

実はかねてから、一度くらいいかなごを炊いてみたい、という野望があって、いつか機会が有ったら堂々と「明日はいかなごを炊くので休みマウス」と言ってみたいのだが…

最近、イカナゴは不漁が続いている。

mainichi.jp

今年のイカナゴ漁も、あっという間に終わってしまった。となると、「いかなご炊くから休みくれ」のパフォーマンスは、また来年に持ち越しだ。

いつかこの「野望」を叶えるためにも、水産資源は保護していかなきゃならんな、と、心を新たにした。こんなところでもSDGsっていうわけか。