久しぶりに「秘密のケンミンSHOW」なる番組を見た。
前半は、鹿児島のラーメンの紹介だった。そこは軽く流し見していたが、中盤の特集で目が釘付けになる。
青森は、街中銭湯がガンガン現役で、今でも250軒近くが稼働中とのこと。人口から勘案すると、大都会東京や大阪など、目じゃないくらい銭湯文化が根付いていて元気なところなのだ。
しかも羨ましいのが、かなりの割合が温泉銭湯で、つまり、ワンコインでお釣りが来る値段で温泉が楽しめる。大阪の○○温泉は単なる屋号だが、青森のそれはどうやら「ホンモノ」のようだ。
更に更に、早朝から営業している銭湯も多くて、毎日出勤前に自宅の風呂がわりにやってきて、さっぱりしてからご出勤、という方もそれなりにいらっしゃると…嗚呼、なんと素晴らしい。
どうやら、昔漁師さんが多かった時代は、港に戻ってきて早い時間に風呂に入りたがったから、朝風呂はその名残らしい。早いお店は早朝というよりもはや夜中の3時台から開いているそうだ。どひゃー。
そういえば青森と真逆、九州最南端の鹿児島も銭湯がそこそこ残っていて、温泉銭湯が多いと聞いたことがある。
我が地元阪神間も温泉銭湯が多い方だけど、青森のような「早朝営業」、完全に自宅の風呂代わり、そこまでの勢いでは無い。
さながら寝湯の如く、風呂場の床にトドのように寝転がる人もいらっしゃるそうだが、一度現地で味わってみたい、と思ってしまった。
大きい風呂ってやっぱりいいね