昨日の話になるのだが、自宅で焼売を作ってみようと思い立った。
元横浜市民としては、シュウマイはとても馴染みのある食べ物だ。駅に行けば「崎陽軒」がある土地柄なので、中華で身近なのは餃子よりもむしろシュウマイだったりする。
図らずも、「ケンミンショー」でも、そんなことを言っていた。横浜では、餃子よりもシュウマイがメジャーだと…
そんなことを聞いた後だったからか、自分で焼売を作ってみたくなった。実は恥ずかしながら、焼売を自作するのは初めてである。先述の通り、横浜にいれば崎陽軒で買えるし、今住んでいるところも「551の蓬莱」というのがあってそこでシュウマイが買える。
そういう状況だったので、あえて手作りしなくても…という日々だったのだが、せっかくなので、そのプロセスを自分でも体験してみることにした。
最近は便利な世の中で、かなり本格的なレシピがネット上に上がっている。ちょっとググれば、プロ監修、とか、専門家の味、のレシピがポンと出てくる。有難いことだ。
初めてなので、奇を衒わず、基本路線はレシピに忠実に。特に調味料については書いてある通りで作ってみるのがいい。
材料は、豚挽肉と玉ねぎ、あと大事なのはシュウマイの皮。ここにきて初めて気付いたけれど、シュウマイの皮は四角で、餃子の皮はラウンド型だったのか!
そして、どうやって包むんだろ、と思っていた。料理屋さんは、確かヘラみたいなので餡を取って形成もそれでしてたみたいだけど…と考えていたら、そこもちゃんとクリアできる。普通の家に根らがあるわけがないので、スプーンやテーブルナイフを使えばいいのだ。
そんなこんなで無心になってひたすら皮がなくなるまで餡を包み続けた。餃子の時もそうだったけれど、こういう単純作業は案外没入感があって楽しいし、達成感がある。
ギリギリになって気がついたが、そういえば、シュウマイってアタマにグリーンピース乗ってたなあ、買い忘れた…と気がつき、代わりに「緑のもの」というわけで、ブロッコリーを刻んで乗せてみた。ここはレシピから外れたけれど、飾りだから大勢に大きな変化は無いだろう。
そうしてこうして蒸篭で蒸せば、本格中華の完成。
実は、餃子よりも焼売の方が工程が楽かもしれない、とも思った。
気に入ったので、また作ろうと思う。
《参考にしたレシピはこちら》
《包み方のコツはこちらを参照》