サバ×サバな日々

メンタル不全により仕事からの敗走。休職というサバティカル、そしてサバイバルに向けて模索する日々のよしなしごと。

サバイバル日記Ⅱ 165日目 【東京2日目】 テキトーに学会参加+実家に顔出し+千代田線走破

 昨日に続き、東京2 日目。今日は午後から実家にいかなければいけないので気が重い。その前、昼までは学会絡みのミーティング。その場でメンバーと顔を合わせるのが自分にとっての心の拠り所なのかということを再認識させられる。「ここに居てもいい」という意味の重みを身をもって感じる。

 家に行くまでは相応の時間がかかるので、電車に乗る前に駅の周辺でランチを済ませることにした。行列ができている洋食屋があったので、そこに少し並んで入店。カウンターだけのこぢんまりとした店だが、味付けがオーセンティックだなあと思ったら、御年 80 くらいの対象が一生懸命に調理をしていた。中にいたもう一人のコック服の男性は、息子さんだろうか。日替わりだったのでカツカレーを頼んだが、「カレーでいいか」じゃなくて、「カレーがいい」という味だった。

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 東急田園都市線に乗って西に向かい、実家に辿り着く。相変わらず遠いが、電車は座れただけ良しとしよう。今日は相棒も一緒なので、父親は変にハッスルするのではと危惧していたが、案の定だった。3 月に来た時よりも体力が衰えている筈なのに、客人がいれば気丈にふるまうだろう。
 今回は、相棒も付いてきてくれたので、一芝居打ってもらった。今まで自分で独り占めして明らかになって居ないことが多い金融資産の在り処や、終末医療をどうするか、葬儀についてどう考えているのかを知っておかねばならない。「実親にエンディングノートを渡そうとしたら既に持っているといわれたから、こちらでどうぞ…」という体にして、父親に渡してもらった。これで、「残った人に意思表示しろよ」という意図は伝わっただろうか。
 夕方 5 時過ぎに実家を出て、車で駅まで送ってくれた妹と共に、今度は親抜き 3 人で現状についてのひそひそ話を約 2 時間。今まで私が語っていたことが妹の口から直に伝えられたので、相棒にはそれなりのインパクトがあっただろう。病気でかつ進行するしかないものだから、今後どれくらいの速さでどうなるのか…それが周囲の家族のサポートのキモになるのだろう。
 晩ギリギリ、銭湯に行けそうなので、千代田線を始発から終点まで乗り、更に乗り継いで西新井まで行った。

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堀田湯、ここも最近リニューアルしてファンが多い銭湯だが、ここで 2 時間弱温浴とサウナを楽しむ。都心にいると終電さえ気にしていれば晩遅くまで出かけられるのが素晴らしい。