2泊3日の帰省で、今日だけが実家に関係ない予定を入れている。ここのところ、ずっと東京方面に来ても実家の家族の世話などで慌ただしくして帰るだけだったので、たまーの、東京来訪の時の楽しみを果たしたい、という想いから、鰻を食べに行くことにした。いつも泊まるホテルの近くにも割といい鰻屋さんがあるのだけれど、私はその前からたまーに行く目黒不動のすぐ近くにある「にしむら」が好きだ。鰻の焼き加減といい、タレの味といい、全てが好みなのだ。あと、手作りと思われるお漬物の味がまたいい。
イートインできるのは平日のお昼だけなので、こうやって平日休みで来ている時に、並んで待つ。今日は、開店時のファーストショットで入店できなかったので、30分待ちになった。あと、店内がそんなに席数があるわけではないのもある。けれど、待つ甲斐はある。
目黒不動、そして昔の東急目蒲線の沿線は、全く縁が無かったところだけれど、こうやって鰻で縁ができて、最近はいい銭湯を目指して武蔵小山や戸越銀座といった品川～目黒エリアにも来ることが増えた。美味しい鰻を満喫しながら、すぐにではないけれど、また来よう、と「食べることだけ」を目的に来る吸引力があるって、それはまた凄いことだなあ、と改めて思う。
