サバ×サバな日々

メンタル不全により仕事からの敗走。休職というサバティカル、そしてサバイバルに向けて模索する日々のよしなしごと。

312 応用情報技術者試験を受けに行く

 10月は個人的なイベント多々だが、まずは決戦第1弾。今日は応用情報技術者試験の受験日だった。

 2021年後半に「ITパスポート」という試験を受けてみようと思い立ち、枕のような分厚いテキストを読んで2カ月弱勉強。この試験はCBTなので、受験終了後、すぐに結果が分かるという優れもの。運よく合格した。

 

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それを皮切りに、2022年の秋はステップアップして基本情報技術者試験を受験。せっかくITパスポートで情報系の知識を頭に仕入れたので、このまま終わらすのは勿体ないと思ったからだ。そして基本情報も無事合格できた。

 

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昨年受験しておいてよかった、と思うのは、去年がちょうど制度の過渡期で、「午前試験」と「午後試験」という名での実施の最後の年だったから、この制度に救われた。本来ペーパーベースの試験の時は、文字通り「午前」と「午後」にぶっ続け、丸1日かけて試験をやっていた。ところがコロナもあって基本情報はCBTに一部移行し、その際に「午前試験」と「午後試験」が別々の日に受験できるようになっていた。なので、去年基本情報を受験するときに、「午前試験」と「午後試験」を約2週間強空けて、その間更に勉強できるようにしておいた。2023年の実施分からは、基本情報は試験内容も改編されて、「午前試験」「午後試験」という括りでなくなり、かつ一気に実施されるようになったから、もう上で書いた技は使えない。あと、今受験するともれなくプログラミングの理解が無いと合格できないので、純粋文系の人はむしろ基本情報のハードルは上がっているかもしれない。

 さて、翻って応用情報技術者試験。これも、せっかく基本情報合格したから、知識を無駄にしたくない、と勢いで勉強を続けてみたのだが…むしろ、非テクノロジー系に絞って受験できる、と言う意味では現行の基本情報よりは文系の人にやさしいのかもしれない、けれど、範囲が広すぎる。。。

 春は申し込みはしていたのだが、ちょうど体力的にも精神的にも限界に来てしまって、当日起き上がるどころでなかった。

 

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受験料を無駄にしてしまったので、今回はとりあえず受験だけは行きたい。いつも通りの時間に起きて家を出れば、試験開始にはちゃんと間に合う。試験会場は自転車でも行ける距離だったが、あいにく午後から雨だというので、自転車は諦め、公共交通機関を使うことにした。

 会場に着くと、だだっ広い大教室に受験生がぽつりぽつり。男女比は2:1で男性が多いのは予想済だったが、意外に若い世代が多い。ほとんどが学生風で、学生でなくても社会人年数浅めの人が圧倒的マジョリティだ。その中に、ポツンポツンとおじさん、おばさんの姿がある(私を含む)。あと、欠席率もそれなりに高くて、集合時間にパッと見た感じは受験率は2/3-3/4くらいで、軽く2割は欠席している感じだ。まあ、かくいう私も前回の試験を欠席したから、そんなものなのかもしれない。

 午前試験は基本情報と同じ4択、お昼を挟んで午後試験は記述式だ。少なくとも午前中の試験は4択なんだから、CBTでできるじゃないか、と思ってしまう…。試験開始後40分以降は退出していいらしい。中には、めっちゃ早いタイミングで退出する人もいて、それってスーパー解答が早いのか、もう諦めモードで適当にマークシートを塗っただけなのか、どっちなんだろう?!と解答しながらそんなことが気になったりした。結局、途中退出してもいる場所も無いので、きっちり試験時間をフルに使って午前の部終了。

 今後の受験をする人のために備忘録として書いておくと、受験票の案内にも書いてあるように、「昼食は持参してください」、ここは重要だ。現地調達しようと思わない方がいい。しかも、弁当とかじゃなくて、おにぎりとか菓子パンとか、食べ終わった後の殻の処理に悩まないものがいい。何故ならば、これまた受験票に書いてあるけれど、「ゴミは持ち帰ること。会場では捨てられません」となっていて、もともと会場に置いてあるゴミ箱も使えないようにご丁寧に撤去されているからだ。私もおにぎり1個と菓子パン1個を持参して、食べ終わったゴミは菓子パンの袋に入れて持ち帰ることにした。周囲を見渡しても、おにぎりやカロリーメイトを食べている人が多かった感じがする。

 さて、午後の試験はというと、横長、両面の解答用紙が配付されて(紙質はマークシートの紙と同じ)、問1は必須解答、そして問2~問11の中から4問を選択する。非IT系の人間としては消去法的選択として2,9,10,11になる。(もちろん、非IT系であっても得意分野があれば5とか6とかを選んだっていい)

 これも、入力させればいいんだから、CBT化できると思うけれどなあ。むしろ、採点する方が大変じゃないの?試験前に解答の注意事項を読んでいたら、「字が読めないと減点対象」と書いてあったけれど、そんな苦労をするならば、早く入力だけでもCBTを導入すべきだと思う。。。その場で即採点は期待しないから。

 そして、午後も2時間半なのだが、きっちり時間を使い果たして試験終了。午後の問題は山を張るどころでなかったので、手ごたえ感も何もあったものではない。ただ燃え尽き感だけだ。

 一つ嬉しいのは、試験が終わったので、のびのびした気分でラグビーW杯日本×アルゼンチン戦を観戦できることだ。