サバ×サバな日々

メンタル不全により仕事からの敗走。休職というサバティカル、そしてサバイバルに向けて模索する日々のよしなしごと。

358 久しぶりにのんびりディナー

 遅ればせながら、相棒の「お誕生日会」を実施。プレゼント代わりに、ちょっと豪華なディナーに行くことにした。前に一度行ったことがある元町のレストランで、炙り肉が食べられるコースを選んだ。

 前菜5品が出てきた後、メインのお肉と、ピッツァが出てきた。料理というのは面白い。そして奥深い。同じ野菜でも、調理の過程を経ることで、想像もつかない姿や味に変わる。そしてそれが上手いかどうかで、食べる方も好意的になったり驚いたりする。自分では普段使わない食材や、思いもかけない素材の組み合わせ、調理法などに気付かされるので、外食に行くのも悪くないなあ、と感じるのはこういう店で普段出会わないメニューに感激するときだ。

 逆に言えば、メインのお料理のビステッカ(要は、ステーキですな)なんて、肉の塊を焼く、という極めてシンプルなものではあるけれど、焼くという方法から始まり、いや、その前の下味付けからだろうか、あとは、付け合わせの野菜とか、焼いた後の肉に付ける薬味についても趣向を凝らす余地がある。本当に奥が深い。

 デザートまできっちり味わって、2時間弱の贅沢な時間の流れ。そういえば、今日の昼間は同じ神戸の街中で、阪神オリックスの優勝パレードが行われていたらしい。晩の20:30の時点でその賑わいは全く無くなっていたけれど、京町筋の傍らに、大量のバリケード用柵が置かれていたのを見ると、「宴の後」を感じた。

 さて、年末まであともうひと踏ん張り。