サバ×サバな日々

メンタル不全により仕事からの敗走。休職というサバティカル、そしてサバイバルに向けて模索する日々のよしなしごと。

ニュウヨーク出張:深川温泉 常盤湯(東京都江東区)

 東京の街中銭湯が多い地域は、大田区(特に京急線東急池上線沿線)、そして江東区や足立区の千住のあたりなど。風情のあるトラディショナルな銭湯や、人気があってネオ銭湯に改装した店など、個性が光る。

 今日は、その江東エリアにある1軒を訪ねることにした。場所はというと、清澄白河あるいは森下。下町風情の残る、個人的には興味のそそるエリアである。訪れる「常盤湯」さんは、つい最近(2023年4月)にリニューアルオープンされたばかり、という、改装したての「最近流行り」を精一杯盛り込んでいるであろう風呂。期待が高まる。

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 外見が宮造りの昔ながら、というこのギャップがまたいい。表には椅子が置かれていて、これはチルアウトと順番待ちと両方の機能を備えているようだ。どうやら男性側はそれなりに人気で待ちの覚悟も要るようだ…一方、女性側は難無く待ち無しで入れる模様。券売機が置いてあるが、QR決済も導入されているので、財布持参せずとも入浴可。ちなみに大体の時間制になっていて、入浴だけだと70分、サウナ込みだと2時間、と言われるので、退場時間をチェックしてから入場するように(フロントに目安時間を示す時計の設置あり)。

 脱衣所の天井は格天井のままで、ここは旧いものをそのまま残してある。雰囲気がいい。そして、風呂場はとっても現代的、だけど富士山の絵はある、というここも新旧おりまぜ。カランの数が非常に多いので、洗い場渋滞は無さそうだ。そして、逆L字型に浴槽が設置されている。シルキーバス、ジェット、そして流行りの炭酸泉、と文句なしのラインナップだ。

 そして、奥の方に行くと、天然温泉と称した若干色付きのお湯がある。温泉の浴槽は半分に割ってあって、半分のスペースには電気風呂が設置されている。ほう、東京で電気風呂って珍しいなぁ。。その隣に水風呂、そしてサウナ。この奥の「温泉、電気風呂、水風呂、サウナ」はなんというか、奥まっているせいもあって「大人のスペース」みたいな雰囲気が漂うのが面白い。

 サウナは詰め合わせて5人くらいが限界か。ガス式遠赤外線のガンガンに熱くなるタイプで、この日も100℃で絶賛営業中だった。隣の水風呂は15℃台なので、落差が凄すぎる。椅子が2つあるけれど、サウナ人口が割と多いみたいで、イスは争奪戦覚悟で臨んでほしい。

 唯一の弱点は露天が無いことだけど、それでも余りある「限られたスペースに全て詰め込んだ」恐らく現状最強の銭湯ではないだろうか。東京訪問時に行きたい銭湯が、また一つ増えてしまった。

 

天然温泉 常盤湯

東京都江東区常盤2−3−8

アクセス 東京メトロ半蔵門線清澄白河」または都営新宿線「森下」駅から徒歩5分

営業時間 12:00-24:30

定休日 木曜日

サウナ あり(別料金)

水風呂 あり 15℃台

シャンプー・石鹸 備え付け有り

備考 QRコード支払い対応、天然温泉あり