前回のニュウヨーク出張東京編(4月30日−5月3日)の出張報告もまだ完了していないのに、次は京都に遠征してみることにした。
サラリーマンなら「前の出張の報告書も出してないならどうなってるんだ!」と由々しき事態、だが、そこは自分も気にはなっているけど、記憶を無くさないうちに追い追い書いていくということで…
京都は日帰りできる距離だ。
だけど、晩22時を過ぎて京都から電車に乗って帰るのは正直、しんどい。
あとは、京都は宵っ張りな街なので、晩も遅い。酒が飲めなくても、飲食店のクローズが遅めで、街も割と遅くまで電気が付いている。そこが神戸との大きな違いだ。
そんなわけで、「安宿に泊まって、京都の銭湯を堪能しよう」と思い立ち、急遽ネットで安宿も予約してしまった。
当初はカプセルホテルとかに泊まろうかとも考えたが、カプセルでも一人4000円はする。
それを考えたら、2人で行くなら6000円の部屋はカプセルより安い!ということで、西陣にあるゲストハウスに決定。以前上京区に住んでいたので、大体の地理感覚もあるから、いいだろう。
しかし、ここに来て、意外な事実に直面。
京都の銭湯、開店が総じて遅い。
大阪や神戸の銭湯は14時とか、早いところだと13:30開店というところもある。(ごく一部には午前中からやっているところもあるが、そういうスーパー銭湯的な経営なところはとりあえず置いておこう)
しかし、京都の銭湯は、14時開店はほぼ無くて、15時でもどっちかというと早い部類。
16時開店でも許される。
その代わり、晩は遅くて「深夜営業」している銭湯もそれなりにあり、24時を超えても営業している店も。
なので、朝早く乗り込んでもやることが無い、ので、昼前に出ていくことにした。
そういえば、気になっている展示があったんだっけ、と、風呂前に浮世絵を見に行くことに。
烏丸三条から歩いてすぐ、京都文化博物館で開催の浮世絵展。
浮世絵って遊女の絵が多いけれど、当時はそれだけ「ポピュラーアイドル」だった、ってことなんでしょうかね…。
各風呂屋の詳細は後日にするとして、ざっくり回った順に記録しておくと、
玉の湯@京都市役所そば
錦湯@錦市場そば
一旦ゲストハウスに向かい、チェックイン。
今出川通りから入ってすぐなので、市バスを乗りこなせばかなり行動範囲が広がる、実は便利な立地なホステルだった。
次回もお世話になろうと決めた。
一旦荷物を置いて、更に湯巡りは続く。
宝湯@深草大亀谷
大女将が「おいでやす」と迎えてくれた。
暗くなってから行ったので、建物の写真が綺麗に取れなかったけれど、レトロな洋館チック。
それに、「人間洗濯機」ってなんですかコレ!見た瞬間に心踊って、ここ行くぞと決めた。
気づいたら20:30を過ぎている。
四条辺りで夕食どころを見つけないと、夕食難民になるかもしれない。
相棒がピザの口になっていて、烏丸御池の近くにいい店がある、と探し当てた。
姉小路通沿いだろうか、イタリアンの店が点々と続いていて面白い。そのうちの一軒に入店。
頼んだピザは絶品だったが、背後にいた別客がちょっと…
今日はこれで終了かと思いきや、相棒、「更にシメのもう一軒!」と。
長者湯@堀川下長者町から歩き
映画「舞妓Haaan!」のロケでも使われた、というけれど、京都では珍しい破風屋根の乗った古い銭湯。本当に住宅街の中の地元密着型の銭湯。
はぁ、気付いたら1日4湯もしていた。
途中、若干の頭痛を感じながらも、京都の名水に浸かるのはなんとも気持ち良いのう、とふやけまくった1日だった。