今日は一日四湯もしたので、記録として。
1軒目:笠松湯
当初は予定に入れていなかったけれど、地下鉄乗り放題券を持っていたのと、「こういう機会でないと行けない」という相棒からの提言により、こちらを訪問。
過去に訪問歴有り。前回は夏だったか。
先客はシニアマダム2名だった。
地元客で浴場が賑やかかと思いきや、意外にも静かなお風呂だった。
2軒目:萬歳湯
粉もんを頬張った後は、萬歳湯さんへ。
前に来た時はワンカップとおでんの匂いが充満していたが、今日は既におでんは店じまいだったようで。
19時回った頃、カランがズラっと塞がる。
銭湯激戦区でもこれだけ常連さんがいるのは、安泰な証拠。
そういえば、奥にある電気風呂、さぞかしや強烈なのかと思い試してみたが、芦屋水春の「弱」よりも弱かった。いや、水春はアブノーマルなだけだろう…
3軒目:本庄湯
萬歳湯をそのまま西進すると、15分弱で本庄湯に辿り着く。
腹ごなしの散歩に ちょうど良い距離だ。
ここは、そのシンプルな外観と内装の落差が激し過ぎる。
断然、中の雰囲気が素敵過ぎる。
神戸でも残り僅かとなった汲み出し浴槽が現役だ。
更にはサウナは「神戸の銭湯で最古」らしい。
いろんな意味で「ゾクゾクする」銭湯だ。
4軒目:扇港湯
大トリを飾ったのは、扇港湯。
街中銭湯では文句無くナンバーワンだと思う。
銭湯に行ったことが無い、久しぶりに行きたい、という人には迷わず此処を勧めたい。
実はお湯は結構熱い。萬歳湯が「熱い熱い」と噂されているけれど、扇港湯も負けてない、いや、それを超えているかも知れない。
ちなみに確認したところ、萬歳湯さんは「43℃以上はあります」とのことだった。萬歳湯では私はそこまでアッチッチと思わず、扇港湯の方が我慢大会レベルだ。
着替えて風呂場を見ると、巨大な神戸の夜景のタイル画。これを見ただけでも来て良かった、と実感する。
サウナも実は快適だし、巨大な汲み出し浴槽がど真ん中に鎮座してるし、夜のネオンも堪らない。銭湯ファンの心を掴んで離さないファクターが全て揃っている。
半日で4湯はなかなかクレイジーだけど、風呂ごとに個性が違うからこそ廻れるのだ。