サバ×サバな日々

メンタル不全により仕事からの敗走。休職というサバティカル、そしてサバイバルに向けて模索する日々のよしなしごと。

ニュウヨーク出張:極楽温泉(大阪市生野区)

ニュー清滝温泉で1時間半過ごし、かなり満足したのだが、1軒で帰って良いのだろうか。せっかく大阪、それも普段あまり来ない生野区まで来たのだから…2軒目も行っちゃえー、と、選んだのは歩いて15分ほどの「極楽温泉」。

後で分かったが、此処はもう桃谷駅にほど近い。だけど、住宅街の真ん中だ。

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このママチャリの台数で、人気のほどが伺える。

此処はまた番台式。入口でキッチリ分かれるのでお間違い無きよう。

入ってビックリするのが、脱衣所がやたら広いこと。真ん中にロッカーやベビーベッドを置いていないせいもあって、とても開放的だ。

で、洗い場に入ると、年代ものの建物の割に、タイルや水回りはとても綺麗に保たれている。柄タイルは、何処かでも見たなぁ…

典型的な大阪スタイルの浴場は、真ん中の壁に沿って設置されている。泡、ジェット、浅いの深いのと大阪標準のラインナップ。

サウナは左奥に配置。今は三密回避のために7名定員になっていて、ソーシャルディスタンス確保のためにミニチュアの三角コーンが置いてあったのがかわいかった。

そして、此処も水風呂に滝…既視感あるなぁと思ったら、ニュー清滝温泉と同じ植田工務店の施工らしい。こっちは露天風呂でガッツリ外気浴休憩ができるが、露天の風呂はお湯ではなく水風呂だった。あれ、これって伊丹の橘温泉と同じ…

そんなこんなで、生野区はまだ街中銭湯がアツイ、サウナも熱い、訪問し甲斐のある楽しい場所だった。

今回通り過ぎてしまった銭湯も2軒以上あるので、近々再訪せねば…

 

極楽温泉

大阪市生野区勝山北1-6-19

営業時間 15:00-23:00

定休日 金曜日

サウナ 有り 追加料金不要

水風呂 有り 滝もある

シャンプー石鹸 備え付け無し

アクセス JR環状線「桃谷」駅から5分以内

 

 

ニュウヨーク出張:ニュー清滝温泉(大阪市生野区)

月曜に、ちょっとした講習会に参加することになっているのだが、それに持参するウェアが無かった。大阪梅田まで買いに出ることにした。

用事はすぐに終わったが、久々に大阪市内に出たし、昼前なのでそのまま自宅にとんぼ帰りは勿体無い。

最近、街中銭湯巡りしていなかったなぁと思いたち、昼からやっている銭湯めがけていざ寺田町へ。

まずは近くの紅龍という町中華で昼ごはん。1階はカウンターだけで、前情報が無ければ入るのに勇気がいる店かもしれない。

定食がお得な感じだったので、カニ玉定食をオーダー。

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更に、此処の魅力は定食のごはんをプラス料金で炒飯に変更できる。みんな炒飯食べてるから、そりゃ、するでしょ。

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で、やってきた炒飯、まいう〜‼︎

カニ玉を上に乗っけると、餡かけ炒飯にも変身する、素晴らしいメニューを平らげ、目指していた「天龍湯」に向かうと…あら、閉まってる…

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仕方ない、何処か昼から開いている近所の別の銭湯に行こう、と歩くこと20分。お腹の中の炒飯もこなれたところで着いたのは、ニュー清滝温泉。

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住宅街の中にそびえる「ゆ」のサインが眩しい。

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どうやら昔番台式だったのを、割と最近フロント式に改装したようで、女側の出入口は締切になっている。

サウナがいいと聞いてやってきたが、確かに一番奥にサウナ・水風呂・露天風呂スペースと固まっているので、動線も非常に良い。

サウナは乾式、サウナストーンは置いてあるが、ボナサウナだろうか…⁉︎

電車のロングシートのように細長くみんなで横並びに座るのが面白い。最近板を張り替えたようで、座面も綺麗だ。

水風呂はいい具合に冷えているし、清滝温泉の名にかけているのか、水が上から降ってくるので、滝行も可能だ。

注意書きの表示板など、全てが昭和な雰囲気で作られているのもいい。あまり他では見かけないラドン温泉の小部屋があり、「マイナスイオン」と書かれている。

このニュー清滝温泉、滝は水風呂だけだなく、露天風呂などあちこちに。内湯のお湯も、滝のように流れていくし、手前の薬湯のお湯も、滝みたいに流れてくる。

とりあえず、「名前に偽り無し」な銭湯であることは間違いない。

 

ニュー清滝温泉

大阪市生野区勝山北5-14-18

営業時間 14:00-25:00 ※土・日・祝は6:00-25:00

定休日 火曜日

サウナ 有り(追加料金不要)

水風呂 有り 滝行できるしよく冷えてる

シャンプー石鹸 備え付け無し

備考 細長いロッカーもある

 

 

はてなブログ10周年特別お題「好きな街の銭湯10選」 (後半)

はてなブログ10周年特別お題「好きな街の銭湯10選」

 

では、後半5軒の紹介。

正直、10軒に絞るのはなかなか難しい…

 

6. 松本湯(東京都中野区)

まだニュウヨーク出張レポも書き上がっていないが、今のところ東京のネオ銭湯最高峰と言って間違いないだろう。

半年間の改装期間を経て、2021年8月にリニューアルオープンしたそうだ。

再開するにあたり、店主は全国の人気店を巡っていろいろ研究されたとか。

確かに、欲しいものが全部揃っている。例えば、洗い場のシャワーはRefaの高級シャワーヘッドだったり、浴槽も備長炭入りとかぬるめの水風呂ジャグジーとか、気持ちいいマッサージ風呂とか、ニュウヨーカーのツボをこれでもかとグイグイ押しまくるラインナップ。

そして最強・最恐なのがサウナだ。フィンランドサウナは「本格的」じゃなくて「ホンモノ」。もはや、街中銭湯のレベルではない

こんな素晴らしい空間に1000円で滞在できるなんて、ご近所さんがうらやましくて仕方がない。東京に行くたびに詣でたい銭湯だ。

 

 

7. クア武庫川(兵庫県西宮市)

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地元西宮の名銭湯。地元だからランクイン、ではなくて、源泉掛け流しの温泉が推し。それが素晴らしいのひとことに尽きる。

露天風呂が温泉になっているが、有馬温泉でお馴染みの金泉、赤茶色のお湯が身体を強烈に温める。特に冬場は最高だ。

そんな風呂が、遠近問わずニュウヨーカーを引きつけて止まないが、サウナも意外に素晴らしいしっかり熱くなるボナサウナ、深い水風呂と、サウナーを虜にするアイテムが揃っている。

あと、例外な日も有るが、街中銭湯にしては騒がしくないのもいい。ひとりでマイペースを貫ける、癒しスポットだ。

 

8. 山城温泉(京都市上京区)

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京都の銭湯はどこも個性的で良いところが多いので、選ぶのに本当に悩む。

今の気分で推すなら、この山城温泉だ。

まず、ご近所感漂う玄関に心が和むが、脱衣所、更に洗い場に入ると文字通り「ピカピカ」に掃除されているので、とても気持ちが良い。

京都の銭湯らしく、奥に奥に長い造りだが、奥に行くほど魅力が増す。薬湯とか、露天風呂とか、激アツなサウナとか…

サウナーが泣いて喜びそうなサウナ+露天のシングル水風呂、更にはととのいかスペースまで。

大将がいるときは、威勢よく「いらっしゃい‼︎」と飛び上がるくらいでかい声で挨拶してくれる。が、ビックリするくらいの可愛こちゃんがフロントにいる時もあって…そのギャップも面白い。

 

9. 都湯(滋賀県大津市

 

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京都を中心とした銭湯復興グループ、「ゆとなみ社」。

そこのメンバーが仕掛けた此処都湯。

膳所の駅からはそんなに遠くないのだが、大阪より西の人にとっては、「わざわざ」大津、膳所に行く機会もそんなにないだろう。なので。大津にご用向きの際には、是非、と推したい。

ゆとなみ社が手掛ける銭湯はどこも、昔ながらの風情を良く残しつつも、一見さんや銭湯初心者に優しい店になっている。ここ都湯も例外ではない。

内装はトラディショナルな銭湯そのものだが、洗い場やカランはリニューアルされてピカピカなものが誂えられている。ケロリンの綺麗な桶がお出迎えだ。

室内はコンパクトだけれど、ジェットや泡風呂、水風呂、そしてサウナと必要十分条件を満たしているところがニクイ。

特記すべきは水風呂の快適さ。地下水を汲み上げて使っているそうだが、肌あたりが良すぎる滑らかさなので、サウナの後に良し熱湯の後に良し。

風呂上りは品ぞろえ多めのドリンクでゆっくりするもよし、常連さんなんかのトークを聞く、交わる、ゆるりと過ごせる。

運が良ければ看板猫のトタンくんに会えるかもしれないニャー。

 

10. 湊山温泉(神戸市兵庫区)

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大トリを飾るのに相応しいのは、やはり此処だろう。厳密に言えば一般公衆浴場では無いかもしれないけれど、装備や用途は街中銭湯なので、その目線で語るならばやはり湊山温泉は外したくない。

まずは、神戸市内、中心部からそんなに遠くないのに、プチトリップ感がいい。平野の交差点に着いた時点でタイムスリップだ。細い路地、住宅街に入ると程なくして湊山温泉が現れる。この、遠足モードで既にワクワクだ。

浴室は5つの温度の浴槽が有るだけで、サウナやマッサージ風呂なんかの凝った仕掛けは何も無い。しかし、お湯の温度と深さの違いだけで、楽しませてくれる。

そして、此処も源泉掛け流し。しかも、5つの浴槽全てが温泉100%だから、なんて贅沢なんだろうか。夏場は28度の源泉水風呂でチルアウト、寒い季節は真ん中の深い浴槽でガンガンに温まる、そして四季を通じてぬるま湯で惚けるのが最高だ。

スタッフの人も温かく、まるで「田舎に帰ってきた」みたいな錯覚に陥るし、昭和な雰囲気の中に身を置いてのんびりするのもたまには悪くない。

少し歩くけれど、風呂上がりはぶらぶらと東山商店街を抜け、新開地に出ると、風呂上がりの一杯のチョイスも沢山ある。

湊山温泉には心の底からじわっとあたたかくなる仕掛けがいっぱいある。

はてなブログ10周年特別お題「好きな街の銭湯10選」(前編)

はてなブログ10周年特別お題「好きな街の銭湯10選」

 

ここはやはり、好きな銭湯10選、としておこう。

順番はランダムに、あとは簡単に選んだ理由を今の気分で追記。

 

1.扇港湯(神戸市長田区)

 

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神戸市内35湯すべてを回った中でもピカ一の、レトロで素敵な銭湯。

古いのだが、中はピカピカに磨かれているし、壁にはまっている絵柄入りのタイルも美しい。

個人的には昔ながらの固定式シャワーヘッドにも萌える。

なんといってもここの銭湯が素晴らしいのは、女湯に映えるポートタワーのタイル画と、洗い場のど真ん中に鎮座する汲み出し浴槽

この汲み出し浴槽は、神戸近辺にしかない「文化遺産」で、ここ含めてもう4軒にしか無いそうだ。

晩の早い時間に行くと、白い空に、店のネオンが美しく光る。

それに、近くに安くて美味い店があるのも憎いポイントだ。

いつまでも無くなってほしくない銭湯ナンバーワン。

 

2.六甲おとめ塚温泉(神戸市灘区)

 

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ここは街中銭湯だけど、「昔らしさ」はあまり無い。

いうならば、スーパー銭湯の過渡期に作られた「ちょっと豪華な街中銭湯」だろうか。

ただ、このおとめ塚温泉が何より凄いのは、「天然温泉100%かけ流し」で、さらにその天然温泉が凄いのだ。

シュワシュワの天然炭酸泉。最近スーパー銭湯でも高濃度炭酸泉を置いているところが多いけれど、このおとめ塚は天然の炭酸泉。何度も言うけど、天然の炭酸泉、かけ流し100%

特に冬場にその威力は発揮される。41℃弱の温度が最高に心地よく、10分ほど浸かると汗がツーっと出てくるので、隣の水風呂にシャッと浸かり、また温泉へ…という交互浴をすることで、サウナに入らずとも「ととのい」の境地に。

私の社会復帰を支えてくれた場所でもある。今でも感謝でいっぱいだ。

 

3.福徳温泉(大阪市生野区

 

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此処の存在は、確か関西の地元情報誌「Meets」で知った気がする。

Meetsには「ニュウヨーカー」という小さな連載があるくらい、風呂好きサウナ好きが多いみたいなのだ。

たまに、銭湯特集サウナ特集が組まれたりもする。

確か、その絡みで福徳温泉は紹介されていた。

普段の行動範囲ではないのに、南巽に行くことが日常化していた時期もあったが、コロナの影響で特にここ1年ほどはご無沙汰状態になっている。

何と言ってもここの魅力は温度と湿度のバランスが素晴らしいサウナと、恐ろしく冷やされた水風呂だ。下手なサウナ屋には負けないくらい、威力のあるサウナと、初心者にはキツ過ぎるくらいギンギンに冷えた水風呂(たいてい14度弱)によって、必ずグルングルンに目が回るととのいの境地がやってくる。

露天スペースもあるので外気浴だってできる。そして、露天スペースにあるホットベンチがまた気持ちいいのだ。

そんな魅力が満載の銭湯なので、土日の夕方、洗い場が多少場所取り戦争になっていても、許容するくらいの度量をもって、また再訪しなければ。

 

4.  小杉湯(東京都杉並区)

 

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最近の銭湯ブームの立役者と言ってもいい、小杉湯。

あまりにあっちにもこっちにも登場しているので、敢えてここで出さなくても、と思ったが、考えてみれば、トラディショナルな銭湯だけど、一見さんにも優しいのは小杉湯の良いところだなあ。

サウナは無いけれど、温度の違う熱いお湯と、水風呂があるので、交互浴はばっちりできる。本来は自分で持ってこい!のシャンプーや石鹸も置いてくれてる(しかも、ちょっと高級品だったりする気遣いがうれしい)。

何より、商店街を抜けてすぐ、だから、湯上りの一杯、がこれほど楽しい銭湯もなかなか無い。

良い風呂の近くに良い飲み屋有り、を体現している一軒だ。

 

5. 船岡温泉(京都市北区)

 

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京都は街中銭湯が元気なエリアだ。

特に、この船岡温泉は、レトロ銭湯の筆頭格。元々はちゃんとした料理旅館だったというから、そりゃ内装も豪華だ。

紆余曲折あって今は一般銭湯として営業しているが、500円足らずでこの豪華絢爛な文化遺産を体感できるなんて、素晴らしすぎる。

とにかく、街中銭湯には余りある内装、タイルの美しさもさることながら、「第一号」導入の電気風呂、そして意外に本格的なサウナと至れり尽くせり。

京都観光のついででも、この風呂目当てでも、どっちでも楽しめるのがいい。

 

前編はここまで。

残りの5軒、後半に続く。

サバイバル日記946日目(リフレッシュ休み5日目:思い立ったが吉日)

月が変わって2021年もあと2ヶ月になった。年末はいつも慌ただしいから、ドタバタしてるうちに1年が終わってしまうだろう。

そんな事を考えつつも、初日の今日も昼まで寝る。この4日間で使い果たしたエネルギーを充電するためには、まずは焦げ付いた脳をクリーンナップしないと次の情報が入れられないのだ。

久々にスコーンと深い眠りを得て、昼にはだいぶスッキリした。

さて。午後からは家の中を少しだけ片付けた後、いつものスーパー銭湯湯櫻へ。

今日は、ニュウヨークだけでなく別の目的でやってきた。なんと、併設のフィットネスジムに入会することにした。

前からニュウヨークの前後にスタジオやマシンジムの様子をチラ見していたのだが、「月会費11000円でニュウヨークし放題」なら、えーい、入ってしまえ‼︎と。

ちなみに、会員価格で入浴料1回750円(平日)、ジムのお試し回数券を買って入ると1回1090円+風呂代。

となると、月のうち6回以上ジム+風呂を敢行すれば元が取れる計算だ。

そのうち風呂会員になってしまうかもしれないが、まあそれも良いだろう。

今日は運動着を持参していなかったので、ニュウヨークだけして帰宅。

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ダイエットは、明日から!!

サバイバル日記943日目(リフレッシュ休み2日目:野営のち風呂)

普通、キャンプ場の朝は早いのだが、私はそうでも無く…だって、もう今の時期は寒いのだ。

今回は、コットの上にウレタンマットを敷いて、ダウンのシュラフも導入したが、それでも明け方の冷え込みはちょっと来た。

前回同じキャンプ場に泊まった時はまだ化繊のペラペラシュラフだったので、殆ど熟睡できなかった上にこむら返りまで起きて悲惨だったから、それに比べればマシだが…

隣にタープを張った御大は、暫くすると現れた。やはり車中泊だったのだろうか。詳しいことは分からない。

今回は、食事は極力手抜き、がある種テーマなので、朝食は来る前に買っておいたヤマザキ・ランチパックをホットサンドメーカーで炙って食する。

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タイマーとかついてないし、そもそも厚さが足りないので、なかなか綺麗に焼くのは大変だ。

でも、ただ袋からパンを出して挟んで火にかざすだけだから、食パンと具材を持参してー、よりは、遥かにお手軽だ。

あくせくしても仕方ないので、のんびりとコーヒーを飲みながら、徐々に撤収作業を行う。

一気に動くと疲れが来てしまうので、ゆるゆるとやるのがコツ。此処はチェックアウトが昼なので助かる。

そうこうしていると、デイキャンプのお客さんがやってきて、日の変わりを実感する。

昼近くなったので、最後のイスを畳んでクルマに載せ、帰路に。

帰りはやっぱり風呂に寄り、冷えた身体を炭酸泉で温めてから帰宅。

 

ニュウヨーク出張:洞川温泉センター(奈良県吉野郡天川村)

キャンプのついでに銭湯や温泉にお邪魔、というパターンが定着した。

逆に言えば、帰りに温泉や銭湯に寄れない場所だと、ガクッとテンションが下がる。

まあ、近くに無くても、道中「何処か」には温浴施設はあるだろうから、その点に関してはあまり深く心配はしていないが、できればキャンプ場の至近距離でニュウヨークできるに越したことは無い。

さて、今回の洞川温泉。名前の通り、温泉街がある。キャンプ場から歩いて行ける範囲に温泉宿がずらりと並び、非常に風情がある。

温泉宿の中には日帰り入浴を受け付けているところもあるけれど、手っ取り早くならばこの「温泉センター」を利用するのがベストだ。

此処は天川村村営の日帰り入浴施設なので、目的はみんな一緒。恐らく、日帰りの洞川観光や、キャンプなどのアウトドア帰りの方の利用を想定してのことだろう。

設備的には街中のスーパー銭湯と同じ感じ。やや小規模だ。

入口に券売機があって、入浴券を買う。サウナなどは無いので、大人●人、こども●人、以上、だ。タオルは販売のみのようだ。

ハイキングなどを想定して、大き目のロッカーがあるが、注意すべきは、ロッカーのカギがことごとく無くなっているので、鍵がかけられるロッカーはほとんどない。

そういう訳で、入口に「貴重品用ロッカー」が置いてある。脱衣所のロッカーがカギ無ししかなかった場合は、財布やスマホ、その他貴重品はここのロッカーに入れ、その他フツーの荷物をカギ無しロッカーに収めるしかなさそうだ。そのうち改善されるかもしれないが…改善を期待しよう。

さて、風呂の中はシンプルに洗い場と内湯、露天の浴槽、以上。

お湯は温泉(単純温泉)で、温度は41度くらい。

当日は雨で寒かったので、温泉のいいお湯が身体に染みわたる。

外の露天はやや深めになっていて、外の風を受けながらの温浴は気持ちがいい。

充分に温まったら、縁側に置いてあるベンチで休憩もできる。

1時間程度で、温泉旅行気分を満喫できるなかなかオツなスポットだ。

ちなみに、洞川には、他に2ヶ所日帰り入浴施設があるみたいなので、曜日や気分で行くところを選んでもいいかもしれない。

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村営洞川温泉センター

奈良県吉野郡天川村洞川13−1
TEL.

アクセス 洞川温泉の温泉街にある

定休日 水曜日

営業時間 11:00-20:00

サウナ 無し

水風呂 無し

シャンプー石鹸 備え付けあり

備考 現金のみ、カードやQRカード決済対応なし

駐車料金は有料だが、入浴利用で90分まで無料にしてくれる

参考URL:

温泉・薬湯 | 天川村公式サイト観光ページ