サバ×サバな日々

メンタル不全により仕事からの敗走。休職というサバティカル、そしてサバイバルに向けて模索する日々のよしなしごと。

自分自身について

サバイバル日記294日目(名作を読んでみよう)

気分が上がったり下がったりの日々。 ジェットコースターほどではないが、自分の中で「あ、下がった」「あ、上がってる」と如実に感じるくらいの変動はある。 個人的には「上がってる」時よりは「下がってる」時の方が辛い。いわゆる双極性障害の方は、「上…

サバイバル日記292日目(阪神淡路大震災から25年)

今年もこの日がやってきた。 1月17日。阪神淡路大震災から今年で25年になる。 その時、私は横浜に住んでいた。マンションの2階で、明け方に階下から突き上げられるような激しい揺れで目を覚ました。 当時から東京近郊では割と地震がよくあって、震度3位まで…

サバイバル日記291日目(「やるべきこと」が決まっていないという失態)

新年早々、2020年の目標をぶち立てていた。 sabasabadays.hatenablog.jp その中で、「フィンランドのサウナに行く」とか「検定を受ける」とか言っていたけど、それはまあ「申し込みをする→実際に現地に行く」というプロセスを踏めば達成できる。つまり、「ケ…

サバイバル日記276日目(2020年の目標など)

昨日から1日経ったら、2019年から2020年になっていた。 元日の日本は、いつもと比べて静かなものだ、と思いつつも繁華街なんかは営業している店もあったりして。 正直、昭和の時代のように、正月三が日くらいは一斉休業でもいいんじゃないか、と思ったりもす…

サバイバル日記256日目(Xデー・その1)

ちょうど1年前(12月13日)、私は仕事に行くのに限界を感じてビョーインに駆け込んだ。正確にはなだれ込んだのかもしれない。 そこでほぼほぼ力尽き、約3ヶ月の引きこもり生活に突入する。 4月からは恐る恐るの職場復帰をして、なんとかかんとか今日まで生き長…

サバイバル日記239日目(封書1通から考える親との関係)

先週、父から封書が届いた。 普段手紙をやり取りする仲ではない。誕生日でもないし、結婚記念日でもない。 されば絶縁状でも送られたか、と邪推してしまうような時期のこの封書。 なんだろうと疑心暗鬼になって開封すると、更に謎は深まる。 中には私宛の1枚…

サバイバル日記221日目(不安の正体は分からず)

日がどんどん短くなってきた。夕方5時はまだ明るいけれど6時には真っ暗になっている。急に寒くなって、寝る時の布団も2枚掛け仕様に。 冬が近づいていることを肌身で感じると同時に、頭の中が苦しくなる。何故だろう。 確かに寒い暗い季節は嫌いだけれど、そ…

サバイバル日記171日目(心の静寂-薬の効用?)

サバ生活に入り、睡眠剤や抗うつ剤を服用すること約9か月。 睡眠剤は入眠のための薬だけに減らした。 だけど、2種類はほぼ9か月服用を続けている。 そういえば、今になって気づくことは、 「脳内雑音が減った」感がある。 これが薬のせいなのか、病の経過な…

サバイバル日記157日目(かかわらないのが一番、だけど、そういうわけにもいかず)

とにかく、去年の自分の置かれた立ち位置は私にとってはサイアクだった。 4月1日から‐いや、異動の発表日から、「どうやってそこから一刻も早く脱出するか」を考える日々だった。 実際に仕事をする前からイヤイヤモード全開だったのは「思い込み」の部分もあ…

間欠泉のように湧き上がる苦い思い出

たまに、過去のスポット的な出来事が脳裏に浮かび上がる。 作業の途中など、集中がふと途切れた時にそれはやってくる。思い出される事象と前後の作業、その時にやっていることとは全く関係ない。 大抵はネガティブな想い出だ。快不快で言えば、不快の部類の…

サバイバル日記130日目(そうか、まだ回復途中なのか)

4月の社会復帰以来、結構時間が流れるのが早かった。 当然、一日24時間の中で仕事して、栄養補給して、ニュウヨーク出張にも行って、楽器の練習などもし、そしてきちんと睡眠を確保… あれ、私の身体は一つなんだけど… かなり慌ただしく毎日が終わっていく。 …

サバイバル日記112日目(選挙権あるのに投票に行かない人って/民意ってなんだ)

今日7月21日は参議院選挙の投票日だった。 なんだか冴えない選挙だった。 これは、ひとえにマスコミの報道にも問題があると思う。 現政権になって以来、主要紙主要局は「御用新聞、御用報道」に成り下がり、政権に都合の良いことしか報道しない。 (まあ、重…

サバイバル日記107日目(気が付けば転地療養まで1ヶ月)

今日は7月16日。 チコちゃんに「ボーっと生きてんじゃねぇよ」と怒られるほどボーっとしているつもりはないが、ここ1年弱の自分の「壊れっぷり」ゆえに、視点が近くにしかない。 遠くまで見渡す「生活の視力」が足りてないのだ。 気が付いたら「転地療養」の…

サバイバル日記106日目(不調な時は頭の中で蝉の鳴き声がこだまする)

一応、4月から社会復帰した私。 しかしながら、未だ「通院加療中」の身で、完治寛解したわけではない。 周囲から見れば、特に最近は(以前と変わらず)ギャースカ言いながら仕事してるんだし、一体何処が悪いの?本人の気持ちの問題じゃない?病気にかこつけて…

サバイバル日記87日目(飛んでイスタンブール)

今日の午後、何気なくネットを見ていたら、出てきた広告が凄すぎる! travel.watch.impress.co.jp 今すぐ予約すれば? 年末でも? この料金ですか? ああ、以前の私だったらば間髪入れずに即予約に走っていただろう。 今は…予定を検討するのもエネルギーが要…

サバイバル日記74日目(転地療養の準備をなんとか始める)

サバ生活に突入するまで、私の趣味というか生き甲斐というものは旅行だった。思い立ったらすぐに飛行機のチケットを予約して週末+αの弾丸旅行もへっちゃらだった。 今よりも3倍くらい忙しい部署にいた時は、その忙しさとプレッシャー故に「ああ、仕事が終わ…

サバイバル生活52日目(なんとなく、今後の目標)

社会復帰50日を過ぎて、うすぼんやりと今の職場でこの後の半年、3月までにやらなければいけない(少なくともルーティンの)業務は見えてきた。 突発や新規開発となると莫大なエネルギーを消費するけれど、ルーティンの業務ならば今まで別部署で関わっていた…

サバイバル日記48日目(再びお江戸へ)

GWに東京でさんざくら湯巡りしてふやけまくったのに、ほとぼりも冷めないうちに再びお江戸入り。 あ、今回はニュウヨーク出張ではない。まじめな出張だ。(とはいっても個人的な興味関心で参加しているだけなので、公務出張ではないし勿論出張費は出ない。要…

サバイバル日記44日目(自己管理できない奴に他人の管理が務まるか:愚痴)

チラシの裏の落書きのようなものなので、読み捨ててもらって構わない。 先日、職場の組合がやっていたアンケート結果に目を通した。回答率がめちゃくちゃ高くはなかったが、恐らく若い世代からの悲愴なコメントが辛かった。 「頑張っても評価はデキレースな…

サバイバル日記43日目(ピアサポート、なのか)

約半年前の12月上旬、私が所属しているある研修会で、その研修会が認定している資格取得を希望している人がいる、と懇親会の場でXさんに引き合わせられた。 (いや、正確にはその研修会の以前の会でXさんにお会いしたことはある。なので、初対面ではなかった…

サバイバル日記24日目(車納車1周年)

今日はノー残業デーという設定もあり、すたこらサッサと帰宅。 途中、1年前まで一緒に働いていた同じ職場の方や、お世話していた学生さんに出会って、よいご縁を感じることができて嬉しかった。 さて、今日は実はマイカー納入1周年記念日。 1年前、前の所属…

サバイバル生活21日目(ハッピーイースター:復活祭)

イースターサンデー。 復活祭の日。 クリスチャンの方においては、1、2をあらそう大切な日であることは間違いない。 日本にはクリスチャンがとても少ないから、「クリスマス」という日は知っていても、「イースター」を意識する人は殆どいないのではなかろう…

二十答法で今の自分を表現してみる

ブログを拝見させていただいているコウさんがやっていた二十答法。 sonomu123.hatenadiary.com 私もやってみますかね。 1:私は、苺大福と(此処では)名乗っております。 2:私は、約3ヶ月休職し引きこもっていました。 3:私は、銭湯に行くのが好きです。 4:私…

サバイバル生活2日目(=社会復帰2日目)

実は、昨日「初日の感想」を書き終えたあと、すっかり安心したのか、20時前には寝入ってしまった。相棒は帰宅が遅く、ゴソゴソ音がしたので起き上がったら22時過ぎのようだった。 そこから再度眠りに入ったが、一旦起きてしまったあとはさほど熟睡はできなか…

サバ生活総括・その5(まとめ:サバティカルからサバイバルへ)

ああ、遂に療養生活も今日で終了。 明日からは「サバティカル」ではなく「サバイバル」な日々になる。 この瞬間も不安でいっぱいだ。 ・援助希求能力 自分一人ではどうしようもない時に、誰かに助けを求めることができること。 (ただ、周囲のことが分からな…

サバ生活総括・その4(中期–後期:働くということとその意味と意義について)

今回、サバ生活を通して(正確にはその前からも、今も、今後も)考えたのは「働く-仕事をすること」と、自分にとってのその意義だった。 今意図している「働く」というのは、生活するための収入を得る手段、という意味で捉えてもらいたい。 私は文系の人間な…

サバ生活総括・その3(中期:薬でできることとそうじゃないことと)

1月も半ばを過ぎたあたりから、「寝るだけ」の生活からだいぶ解放されるようになってきた。 恐らく、仕事関係のことが頭から全て抜け出ていったことでかなり気持ちが楽になった影響があったのだろう。 同時に、銭湯通いを始め、「知り合いのいない」「広い空…

サバ生活総括・その2(前期〜中期:家族と支援について考える)

2019年に突入し、少し長めの正月休みが終わって、世間様は平常モードに戻った。 実はここ10年ほど、年末年始は海外で過ごしていた。お互い帰省することに制約が無い実家だし、こういう時期くらいしか長期旅行に出られない、ということで、仕事納めと同時くら…

サバ生活総括・その1(前期:精神的引きこもり期)

12月の半ばに限界を感じて病院を受診し、その場で「すぐに休業したほうがいい」と言われた時に、自分の中でスイッチが音を立てて切れた。 まるでPCをシャットダウンするように、私の社会生活もシャットダウンされた感覚だった。 実際には診断書の提出やらサ…

ウグイスが鳴いている

春本番。 朝からウグイスの「ホーホケキョ」が聞こえてくる。 家の前の小さな公園に植えてある桜も、いつのまにか開花の準備を済ませている。 間もなく4月、新年度。 新しい生活が始まる人は私以外にもたくさんいるだろう。 ひと、モノ、こと、全てにおいて…